見えないこと・できないことが財産
私たちは確かなもの・保証があるものを求めることに慣れています。未知なもの、結果がでないもの、定義づけできないもの、カテゴリーにおさまらないものは、不安であり、得体が知れず、自分が損をするかもしれない、という思いを呼び起こし、それらを迂回しようと思います。
この3次元の生活では私たちは結果を求められ、欲し、安定が好ましいとされます。そのように多かれ少なかれ教育され、世間からもその風潮があり、そこで私たちは育ち、働き、生きています。
結果を出せない、わからない、安定しない、という状況はマイナスイメージが付きやすいものです。
むしろ何かに一生懸命取り組んでいて、思うような現実の展開がないときや、何かにチャレンジしようとしたりするときには、この人間社会の風潮というか、意識の文化(集合意識といってもいいけれど)の圧力を感じることでしょう。
少し前、私もその影響力からなかなか抜け出せず、詰まってしまうことがあって(日々、程度の差はあれふとしたときにその波動は襲ってきますが)、この波動を突き抜けたい、と思いながら過ごしていたら、すこんと抜けるメッセージと、エネルギーが降ってきました。
それは本当に動き続けている人の、嘘のないエネルギーだったのですが、
いつまでも完璧でないこと、難しいこと、できないということ、
それが「とっても嬉しい」というものでした。
いつまでも終わりがないこと、いつまでも可能性がどんどん開いて、次につながっていく、未知の素晴らしい自分に出会える道のりだけがあって、そのらせん状の、どんどん上に広がる、わくわくした波動だけがそこにありました。
すごいメッセージですよね。
できないこと(でもできるようになりたいこと)、わからないこと(でもしりたいこと、わかりたいこと)があるって素敵なギフトです。
まだ結果が出ていない状態でも、そこで止まらなければいいのです。
そこを切り取って拡大してみていて、気分が落ちてしまうだけで、そしてそこにこの3次元特有の重さがはいっちゃうだけで、とまったように、おわったように見えてしまう錯覚です。
本当に、どこを見るのか、どのようにとらえるのか、
そして自分をどう生かしたいのか、
ただそれだけで人生が大きく変わります。
このポジティブで素敵なエネルギーと繋がれたことに感謝。
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